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自然環境

吉野熊野国立公園・吉野山におけるクビアカツヤカミキリ被害木の確認について

<吉野町同時発表>
 
 吉野熊野国立公園の吉野山上千本のヤマザクラにおいて、フラス(※)の発生が確認されました。専門家による同定の結果、特定外来生物クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)による被害であることが確認されましたので、お知らせします。
  被害木には、幼虫の殺虫のための薬剤の樹幹注入を実施済みであり、現在、被害木周辺を含め、吉野山の被害状況の確認を進めています。
  国立公園内におけるクビアカツヤカミキリ被害は、本件が全国初の確認事例です。

※ フラス:クビアカツヤカミキリの幼虫が入り込んだ樹木から4月末頃~10月末頃にかけて排出される、幼虫のフンと木くずが混ざったもの。クビアカツヤカミキリ個体確認の目印となる。
 

詳細情報

■ 経緯

10/10(金) 
吉野山上千本のヤマザクラ(直径約41cm)において、クビアカツヤカミキリによるものと思われるフラスの発生確認の一報を吉野町役場が受け、同町職員が現地確認。
 
10/14(火) 
環境省職員がフラスを採取。

10/15(水) 
環境省より専門家に回収したフラスの分析を依頼。

10/16(木) 
吉野町が主体となり、環境省、奈良県、吉野町、(公財)吉野山保勝会の4者で立ち上げた「吉野山クビアカツヤカミキリ対策関係者会議(第1回)」を開催。

10/20(月) 
吉野山保勝会が薬剤の樹幹注入を実施。「吉野山クビアカツヤカミキリ対策関係者会議(第2回)」を開催。

10/23(木) 
専門家の分析により、当該フラスがクビアカツヤカミキリによるものであることを確認。今後被害木は経過観察を継続。また、「吉野山クビアカツヤカミキリ対策関係者会議」を中心に、吉野山の被害状況の確認や薬剤注入等による被害の拡大防止、住民への普及啓発等の対策を連携して実施する予定。
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環境省

今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。 こうした変革を具体化するため、環境省は、 (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、 (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、 (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

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