森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長:辻 慎吾)が参加組合員として参画し、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(東京都港区、理事長:早津 功)が推進する虎ノ門ヒルズ「グラスロック」(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業A-2街区)が、8月29日に竣工しました。開業は2025年春を予定しています。

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「グラスロック」は、「森タワー」と「ステーションタワー」の中心に位置し、2階部分を幅員20mの大規模歩行者デッキ「T-デッキ」が貫通する、地上4階・地下3階、延床面積約8,800m²の複合施設です。建築デザインは、「ステーションタワー」と同じくOMAが担当。東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」の駅前広場に直結する商業空間(約2,700m²・7店舗)を擁し、街の賑わい創出とエリア全体の回遊性の向上に貢献します。

地上・地下・デッキレベルの重層的な交通ネットワークでエリアの回遊性がさらに向上

「虎ノ門ヒルズ」は、「世界と東京都心を繋ぐ新たな玄関口」として、地上・地下・デッキレベルの重層的な交通ネットワークを強化・拡充してきました。2014年竣工の「森タワー」では、環状二号線と超高層タワーを一体的に整備。2020年竣工の「ビジネスタワー」では、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」や銀座線「虎ノ門駅」に直結する地下通路や、約1,000m²のバスターミナルを整備。さらに、2023年竣工の「ステーションタワー」では、「虎ノ門ヒルズ駅」と一体的な開発によって、開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通り(国道一号線)上に幅員20mもの大規模歩行者デッキ「T-デッキ」を整備しました。駅前広場に直結し、「T-デッキ」が貫通する「グラスロック」の竣工により、虎ノ門ヒルズエリアの回遊性がさらに向上します。