はじめに
「住宅性能表示制度」についてご存知でしょうか。
消費者が良質な住宅を安心して取得できるように、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいて、第三者機関が住宅の性能について評価し、その「性能評価」を表示するしくみのことです。
評価する項目は大きく10の区分が設けられています。
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5回目の今回は必須項目である「温熱環境・エネルギー消費量」に関する内容についてご紹介します。
概要

「温熱環境・エネルギー消費量」に関することでは、暖房や冷房を効率的に稼働するために、壁や窓の断熱などがどの程度されているか等、設備や創エネルギーを総合的に評価します。
できる限りエネルギーの使用量を削減しながら冷暖房を行うためには、住宅の構造躯体の断熱措置などに十分な工夫を講じることが必要です。
また、近年は環境問題も深刻化しているため、石油などの化石燃料から生み出されるエネルギー使用の抑制は、重要な温室効果ガスの発生抑制を図る観点からも、重要な措置と考えられています。
評価項目は2つありますが、どちらか片方取得か、両方取得か選ぶことが可能です。
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