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カーボンニュートラル時代に求められる「低炭素建築」

地球温暖化対策として、建築分野におけるCO₂削減の重要性がますます高まっています。国は2030年までに新築建築物の平均で「ZEH・ZEB水準」を達成することを目標に掲げ、その中間ステップとして「低炭素建築物」の普及を推進しています。本記事では、低炭素建築物の認定制度の概要、取得メリット、そして具体的な申請手続きを分かりやすく解説します。

低炭素建築物とは

低炭素建築物(Low-carbon Building)とは、国土交通省が定める「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」に基づき、省エネ基準を上回る性能を有し、かつCO₂排出抑制に資する設備・設計を採用した建物を指します。住宅・非住宅を問わず、所定の基準を満たすことで「低炭素建築物認定」を受けることができます。

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認定基準の概要

認定を受けるためには、省エネ性能に加えて、低炭素化に資する以下のような設備や設計を導入する必要があります。

区分 具体的要件 代表的な設備・仕様
エネルギー消費性能 省エネ基準に比べ一次エネルギー消費量を10%以上削減