第20回答えはB
A : ニホンマムシ

- 【分類】
-
クサリヘビ科
- 【生態:生息地など】
-
低地から山地のさまざまな環境に生息。主に夜行性で、ネズミなどの小型の哺乳類や、カエル、爬虫(はちゅう)類などを捕食する。体内で卵を孵化(ふか)させて子を出産する卵胎生で8〜10月頃に複数の子を産む。
- 【国内における確認状況】
-
在来種。
北海道、本州、四国、九州に分布。低地では宅地化などにより生息に適した環境が減少しつつあり、個体数は減少している。毒ヘビとして知られているが、不用意に近づいたり刺激しなければ積極的に人を襲うことはない。
B : タイワンハブ

- 【分類】
-
クサリヘビ科
- 【生態:生息地など】
-
森林、農耕地、人家近くなどのさまざまな環境に生息。夜行性で食性の幅も広く、鳥類、哺乳類、カエル、爬虫類などさまざまな脊椎動物を捕食する。気温が20℃以下になると活動率が下がる。
- 【国内における確認状況】
-
海外から持ち込まれた外来種。特定外来生物に指定。
原産は台湾、中国大陸南部、南アジア。1970年代以降、ヘビを用いたショー用、また薬用を目的に沖縄島に大量に輸入された。その後、逃げ出したり遺棄されたりした結果、沖縄島に定着し、日本に定着した唯一の外国産の毒ヘビとなった。人への咬傷(こうしょう)の危険のほか、在来種への捕食、競合、交雑が懸念され、近年、沖縄島では個体数が急増している。外来生物法により特定外来生物に指定されている。
コメント