今月のテーマ
YKKセンターパーク
ふるさとの森
[YKK株式会社]
富山県と長野県にまたがる北アルプスの鷲羽岳(わしばだけ)に源を発する黒部川。立山連峰と後立山連峰の間を走り、深く急峻な黒部渓谷を経て富山湾へと流れ込むこの川は、流域一帯に豊かな森や生態系を育むと同時に、水力発電や農業用水、工業用水など、さまざまな形で人々の営みを支えてきました。
下流に広がる黒部川扇状地は、こうした自然の恩恵を受けながら、地域の文化や産業を発展させてきました。しかし一方で、近年は都市化などの影響で、昔ながらの森や水辺は失われつつあります。そうした状況を少しでも改善したいと、20年近く前から始まった新しい森づくりが、ここにきて大きな実を結んでいます。
『YKKセンターパーク ふるさとの森』は、ファスナーや建材商品の製造などを行うYKKグループが、製造・開発の主要拠点である黒部事業所の一角につくった人工林です。工場の跡地に黒部の豊かな森を再現する構想を掲げ、2008年から4年近くかけて、在来種を中心に20種2万本の苗木を植えるプロジェクトを推進。その後の自然淘汰を経て、今では約6,000本の木々が力強く根づいています。
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